無為自然のスイカ

九州では豪雨でしたが、この地域は、5~7月にかけて雨不足。おかげで何度も苗が枯れたり、種を撒いても発芽しなかったり・・・。

そんなこんなで他の野菜のお世話に追われている内に、スイカちゃんはどうお過ごしだったのでしょうか?


昨年は殆どスイカだけにエネルギーを捧げ「奇跡の」ならぬ「執念の」スイカを実らせましたが、今年は何度も他の作物の苗を植え直したり種を撒き直したりしている内に、時もエネルギーも流れて行きました。しかも、今年のスイカは種蒔きが昨年より数日遅れた上、気温のためか湿度不足のためか、なかなか発芽せず、昨年より大分生育が遅れてしまっていました。

 スイカは最初の成長はゆっくりでも、一旦スイッチが入るとぐんぐん伸びてくるのですが、今年はその前に夏草との競争に敗れて消えてしまったものもチラホラ。

そんなわけで、去年より結実した数は大分少ないのですが、幾つかの実は順調に育ってくれていました。

昨年は草の中から探し出した実の一つ一つに、唐辛子エキスを染み込ませたネットを撒いたり、鳥対策に釣り糸を張ったりしてましたが、今年はミニトマトや大豆のお世話もあるので、そこまで出来ません。昨年も後半はネットかけが追いつかず、できなかったのですが、唐辛子ネットをかけなかった所でも、食害は、そもそも唐辛子の効かない鳥と、結実初期の小さい内に食べてしまうネズミによるものだけでした。野生農園の畑は草ボーボーなので、生き物達も気が付かなかったのでしょうか。あるいは、私こと、係長補佐の執念の結界に守られていたのか・・・。

考えてみれば、昨年の私はスイカに執着し過ぎて人間らしい心を失い、餓鬼道に落ちていたのかもしれません。

そこで今年は鳥害、獣害対策を一切止めることにしました。

これまでの所、獣のお供えになったスイカは、ネズミに喰われた結実したての数個だけです。

しかし、空梅雨のまま梅雨明け宣言が行われた後、遅れてきた真夏の梅雨のような長雨と曇天の影響か、8月に入ってから次々と割れも発生しています。一体何個のスイカが無事に収穫できるのでしょうか!?

こうなったらもう、カボチャに頑張ってもらうしかありません。