補佐、人類の罪を背負う

10月、関東を台風が直撃しました。
野生農園のある藤野地区も、台風にすっぽり覆われ、かつてない豪雨に襲われて土砂災害が多発し、被災した方々が大勢おられます。

巨大な台風が頻発する異常事態に、「温暖化の影響だ」「いやもっと大きな太陽の磁場の変動の影響だ」「いやいや気象兵器に違いない」等々、色んなことを言ってる人達がいます。
係長補佐はごく普通の無能なおじさんなので、何が真実か等、知る由もありません。でも補佐の知っている範囲の昔と比べ、最近の気候が過酷になっていることは間違いありません。極端な日照りや酷暑に、極端な豪雨。野生農園は今後、ハードモードの気候にどう対処すればいいのでしょう。…基本的には今まで通りです。
今回、野生農園の畑は、幸い豪雨による被害は殆どありませんでした。高台にあるという地形的な条件が大きいのですが、もう一つプラスに働いたのは畑の土壌環境。
滅多に耕さない上、草ボーボーだったということが功を奏したのでしょう。適度に締まった土の中に無数の草の根が張っているため、大雨でも土が殆ど流れませんでした。
こういう大災害があると、もっと堤防を高くしろ!ダムを整備しろ!といった声が高まります。もちろんそれも大事なことですが、コンクリートで固める工事一辺倒では、空気と水の通り道を塞いでしまい、別の場所での崩落や、更に大きな崩落を引き起こす可能性も出てきます。自然の力を活かし、土の保水力を高めていくことにも、もっと注目が集まるといいと思います。

しかし、大雨の被害がなかったからと言って、野生農園が順調なわけがありません。時流に乗るのが苦手な係長補佐は、台風とはあまり関係のない所で様々な被害を受けています。

4コマ漫画にひっそりイノシシを出演させましたが、今回が初登場です。今年はどこもイノシシの被害が多いようです。
野生農園の畑は地元の集落の人達の農地がたくさん集まった所にあり、周囲をフェンスで囲われているため、これまで小動物による被害はあっても、シカやイノシシなど大物からは守られていました。
しかし今年はイノシシが穴を開けて入ってきたらしく、我が畑でもキクイモやサトイモを掘られ、大分喰われてしまいました。
周期的なものなのか、今年はドングリなどの木の実が少ないので、イノシシも必死なのでしょう。作物を食われたのは悔しいですが、お互い一生懸命生き抜こうとしている同志なんだなとも思いました。もちろん、私にイノシシを倒せる能力があれば捕食しますが。

先月B級品のニンニクを植え付け、その中でも酷くカビたり腐ったりしたC級品のニンニクは畑に捨ててしまいました。でも、その腐れニンニクに空いた穴をのぞくと芽が出現。腐っても死なないとは、まるでゾンビみたいな生命力(ゾンビは死んだままなので、生命じゃないのでしょうか?)です。とりあえず植えておきました。