たとえ世界が明日

新型コロナ騒動に恐怖の5Gスタート、経済破綻の兆候、初夏の陽気から真冬への逆戻りなど、世界が終末の様相を呈してきた今日この頃ですが、如何お過ごしですか?
そんな3月も係長補佐は確定申告の書類を作ったり
まるで見た目がコロナウイルスのようなキクイモをチップスにしたり

ニンニクについた虫をつぶしたり食べたり
ジャガイモを植えたり
いつもと同じように過ごしていました。

私はたとえ明日世界が滅ぶとも、ジャガイモは植えるかもしれませんが、確定申告の書類は絶対に作りません。
チップス作りも時間がかかるし、ニンニクの虫取りも死ぬ前に罪を重ねたくないので、微妙ですが多分やりません。
そんな風に考えると、自分にとって大切なものが見えてきますが、まだ暫く今の世界が続く想定で、確定申告を済ませることにしました。
昔は畑まで30分近くかけて自転車で行ったり、全部スコップで畝を立てたりしてましたが、今ではバイクや車、管理機や刈払機を駆使しています。
と言っても元々稀耕起だし、普通の畑ほど徹底的に草をきれいにはしてないので、機械の使用頻度は少ないですが、それでも安い中古品を使っていると色んなものが故障します。
去年も、そして今年もしょっちゅう機械の故障や不調に悩まされ、農業に費やすお金が膨らんでます。

農業で稼ごうとする場合、機械化・大規模化は、ひとつの方策ではあります。
前回も触れた量子力学には、すべての物質は「あらゆる可能性が重なり合った波のような存在」という解釈があるそうです。
例によってなんのことやらさっぱり分かりませんが、この解釈が正しければ幾つもの平行世界(パラレルワールド)が存在することになるようです。その場合は係長補佐が機械化を追求しようとする平行世界もあるわけです。

機械の体を手に入れたメカ係長補佐は、コロナ禍に続く経済崩壊によりこの世界での使命を終えてしまいましたね。
今皆さんがいる世界では、この記事を書いている野生農園ザ☆ばん係長補佐は、当面機械化・大規模化は目指してないので、なかなか稼ぐことに成功出来ずにいますが、きっと経済が崩壊した時にも頑張れるんじゃないでしょうか。
ニンニクは食われつくしちゃった畝もあるけど、元気なニンニクは虫にも負けずに大きくなってます。やっぱり元気に育ってる子は虫への抵抗力も強いようです。